新しい元号と新しい天皇になった新しい日本に最初に遊びに来れた事が重要だったかもしれない、トランプ大統領の日本漫遊の日々

先日、トランプ大統領が日本に国賓として招待されて遊びに来ていた日々がありましたが、中にはそれを疎んでいた人も居た様です。

確かに、アメリカ合衆国と言う一国の国家元首クラスの人が、日本でゴルフして相撲見て炉端焼きを食べて雑談したりなんだりする休日を送ってて良いのか？と、ただ遊びに来ていたようにも見える人は多い様ですが、あのトランプ大統領がただ遊びに来ていたとは思わない方が良いかも知れません。

最初は、日本に遊びに行きたい旨を打診してきたのはトランプ大統領の方だった様ですが、セッティングした日が令和元年になってからで、新天皇が即位してて相撲も千秋楽と言う事から、たまたま相撲は見に行く事になった様です。

新天皇に挨拶したり元号が変わったのも、たまたまトランプ大統領の予定が空いてる日がその日程だった事から、令和最初の国賓になっただけらしいので、意図してその様になったのかならなかったのか？は当事者にしか分からない気がします。

とりあえず、多くの皆様がテレビやネットの配信などで目にしたと思いますが、トランプ大統領は終始ご機嫌で安倍総理ともとても仲の良い光景が見られたので、これからの日米関係もこんな感じで安泰になって行くのだろう？と、日本だけではなく世界中の多くの人達が思ったのは明白です。

今回のトランプ大統領の日本での休日は、日本でウハウハ楽しく過ごすためだけではなく、日本の周辺の国や地域に自分と安倍総理との仲の良さをアピールする目的もあったと思うので、色んな仲の良い楽しんでいる映像や画像を見る限りでは、その関係に揺らぎが生じる事は無いだろうと各国に知らしめる事には成功したと思います。

ただ、そんな光景を批判している人も当然居る訳で、日本の中だけではなく周辺の国からも批判の意見がネット上を錯綜していた様ですが、錯綜しただけで終わりそうな気がします。

結局、今のトランプ大統領に何か仕掛けるのは難しいですし、日本に仕掛けても難しい情勢だと言う事は、今回の休日を見ていれば誰の目にも明らかになっている事でしょう。

でもそんな事は些細な事で、今回のトランプ大統領の休日は、またしばらくした後にすぐやって来る大阪サミットの為の布石と言うか牽制だった可能性も十分考えられます。

あのトランプ大統領の事なので、絶対ただの休日として終わらせる事は無いと考えた方が良い気がするのです。

と、色々考えながらテレビを見ていた人も居ると思いますが、その実何も考えないで見ていてでも楽しそうな所を見て微笑ましいと感じていた方が、一番良かったかも知れません。

相撲の千秋楽で優勝力士の朝之山にアメリカ大統領杯を渡すシーンでは、カップが重くてよろめいている所に朝之山がすかさず手を伸ばしてすぐ受け取っていた所が印象的と言うか、とても和やかな気分になれた気がします。

こんな風に、他の国の国家元首ももっと気楽にかつ親しい間柄に慣れる人が増えると、日本はもちろんの事他の国々との関係や連携ももっと良くなって行くと思います。